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【一番大事なものは人によって違う】 ※ⅾ

23/09/28

弊社は高性能で省エネなお家を推奨しています。

 

出来る限り高性能で省エネなお家にすることをお客様にもご説明しています。

 

どんな人にとっても、すごしやすくて光熱費が安い方が嬉しいことだと思うからです。

 

ただ、人によって優先順位は違うので省エネの優先順位も人によって違います。

 

 

最近は省エネの優先順位が高い方が増えてきていますね。

 

色々なメディアで高性能、高気密、高断熱と言われているからだと思います。

 

お家を買われる方からすれば世の中が変わってきているのは良いことです。

 

良いお家が建てられる会社さんが増えてきています。

 

 

逆に勉強が嫌いな建築会社からすれば、本当に嫌な世の中になってきました。

 

本来、2020年に日本でも初めて省エネの義務化が出来る予定だったのですが、

 

勉強嫌いな建築会社たちが猛反対をした結果、2025年まで延期が決定しています。

 

国が決めていたものを延期に出来るほど省エネの勉強が嫌いな会社が多かったのです。

 

 

話を優先順位の話に戻します。

 

省エネの他に最近優先順位が高いものとしてよく聞くものは、

 

デザイン、動線、コスト、保証、施工品質、立地、素材、耐震性、広さなどです。

 

人によって順位がバラバラですし、何が正しいというものはありません。

 

しっかり理解し納得出来ているのであれば、どれも正解です。

 

 

例えばとんでもないお金持ちの方がいたとして、

 

・電気代は気にしない

 

・持っている家の件数も沢山ある

 

・数年で飽きたら建て替える

 

・誰も見たことが無いような奇抜なデザインが良い

 

というような要望があった場合、優先順位の圧倒的1位はデザインになります。

 

省エネやコスト、性能はかなり下になりますね。

 

恐らくそんな方にとって省エネは『無いよりはマシ』程度でしょう。

 

 

極端な例を書いてみましたが、無い話ではありません。

 

 

家造りを考えている方は、悩んでいる方が多いです。

 

『耐震と高気密高断熱と広さと立地と動線と安さと無垢床とオシャレさとアフターと・・・』

 

思いつくもの全部が優先順位の一番上になっているようなことも。

 

最終的に満たせば満たすほどコストに跳ね返ってくるので、どこかで折り合いをつける必要があります。

 

そこで優先順位をつけるのはやっぱり大事だなと。

 

 

自分にとってお家に対する優先順位は何が一番なのかを考えてみて下さい。

 

何か頭がスッキリするかもしれません。

 

土永