良い土地に出会うためのコツ ㋞
営業の十河です。
この業界で10年以上働いていて
家づくりで一番苦難するのは土地探しだと思っています。
土地がスッとみつかれば、そのあとの家づくりもだいたい上手くいく。
そんなシーンを何度も見てきました。
良い土地に出会うにはコツがあるので、そのコツをいくつか紹介します。
■不動産業者のサイトをこまめに閲覧する
■自分で不動産業者に具体的な希望を伝えている(こまめに問い合わせをする)
■住みたいエリアの付近を散策する
■知人を通じて情報を入手する
■土地に100点を求めない
大きく分類するとこんな感じです。
もう少し深堀りしていきましょう。
■不動産業者のサイトをこまめに閲覧する
不動産業者の物件サイトというのは不定期で更新されています。
新しい物件情報だけでなく、値下げされたという情報が掲載されることも。
不動産業者からすれば自社サイトに載せるのは広告宣伝費が掛からず
多くの方の目に触れることができるという利点があります。
費用対効果が高い方法で土地を売りたいのです。
そして大型連休明けは新規物件が掲載される確率が高いでので要チェックです。
なぜなら、お盆や正月は親族間で集まる機会が増え
不動産をどのように活用していくか話し合われることが多いためです。
サイト閲覧は自宅でも外出先でもできる行動ですので
こまめにチェックしてみてください。
■自分で不動産業者に具体的な希望を伝えている(こまめに問い合わせをする)
サイトをチェックしているだけでは他の閲覧者と物件の取り合いになってしまいます。
自分だけに情報が入るようにするためには
不動産業者に自分の希望条件を伝えることが大事です。
・住みたいエリア
・欲しい面積
・価格帯
・ハザードマップ等の要望
・小中学校区
などなど
具体的に伝えれば伝えるほど、
『この方は前向きに土地を探していて条件の良い物件を紹介すれば買ってくれる』
という印象になり
『自社サイトに掲載する前に〇〇さんに紹介してからにしよう』
という風に紹介してくれるようになります。
■住みたいエリアの付近を散策する
希望エリア周辺を散策していると
売り土地看板がある土地を見つけたり
新しい分譲地の工事が始まっているのを目にすることがあります。
私もよく散策するのですが
工事現場を見つけると業者さんに話しかけて
どの不動産業者さんが分譲しているか聞いたりします。
また、近所に住んでいる人の年齢層や雰囲気、交通量などの分かり
そのエリアに住んでいる想像がしやすくなります。
■友人・知人を通じて情報を入手する
『新居を建てたくて土地を探している』と周りの人に言うことで
『ここにこんな土地あったよ』と情報をくださる方は意外に多いものです。
友人・親の知人を通じて・ご近所さんから情報をもらうといったケースもあります。
春から印南町で工事が始まるお施主様は、近所で仲良くしている年上の女性から
『ここの土地空いてるよ』『持ち主さん知ってるから売ってくれるか聞いてみようか?』
とたくさん情報をもらっていました。
結果、その女性の声かけがきっかけで新築する土地を購入することが叶いました。
■土地に100点を求めない
先ほど、不動産業者に具体的な希望を伝えると書きましたが
すべての条件があてはまる土地は無いと思ってください。
そんな土地に出会うのは本当に奇跡です。
自分が探している土地の条件は誰かと被ることがほとんどです。
希望がすべて叶えば100点の土地ですが
減点方式で土地を見ると悪いところばかりに目がいってしまいます。
そうではなく
0点の真っ新な状態からはじめて
条件が当てはまれば加点していき
60~70点以上であれば購入検討の候補に加える。
このような加点方式で土地を見るようにしてみてください。
その土地の良さを認識しやすくなりますよ◎
土地探しというのは待ってても良い物件が現れるものではなく
『土地が欲しい』と一生懸命探している人のところに良い物件の情報が入るものです。
土地も建物費も高騰している今だからこそ
賢く家づくりをしていきましょう!