飛び込み訪問営業は必ず誰かに相談してください ㋞
リビング建築工房 営業の十河です。
今年ももうあとわずか。年を重ねる毎に1年経つスピードが縮まっている気がします💦
今回のブログは注意喚起の話題です。
毎年お盆前や年末は「飛び込み業者」が増える時期です。
リフォームを進める業者、給湯器の点検と偽って必要の無い工事を進める業者、
電気代高騰を理由に太陽光や蓄電池を勧める業者もいます。
弊社で建築していただいたOB様宅で
最近、実際にあったエピソードをご紹介します。
新築してから5年目に突入したお施主様。
新築した当時は電気代はそこまで掛かっていなかったのですが
コロナ禍やロシア・ウクライナ戦争がはじまり
電気代の高騰に悩まされることに。
立地条件の良さもあり
新築当初から太陽光設置に関する飛び込み営業がたくさん来ていました。
外壁に穴を空ける工事が発生するため、保証がなくなってしまうことへの懸念や
工事費用や施工業者への不安もあり、訪問営業が来ても毎回断っていました。
それがこの10月、お施主様から1本の連絡が入りました。
『太陽光を設置することになり、外壁の保証についてもう一度聞きたい』
という内容。
電話で話を聞いていると、太陽光・蓄電池の設置を契約した様子でした。
そしてその額なんと580万円…。
住宅ローンに加えて太陽光のローンを組むことに。
あまりにも高額だったので、何とか安くする方法はないかと
リース商品の紹介や補助金が使えることも私からお伝えしました。
何とか太陽光の業者に補助金申請してもらえるように促そうと試みましたが
『工事予定日と補助金申請のタイミングが合わないから無理らしい』との回答でした。
100万円近く補助金がつかえる可能性があったのでとても残念でした。
お施主様と話していると
ご夫婦2人とも、『今まで来た飛び込み業者とは違い担当者が気に入ったから契約した』
と話している姿がとても印象的でした。
もちろん、商品そのものやアフターサービスへの魅力もあったのですが
それにしても金額が大きすぎて…
余計なお世話かもしれませんが、お施主様よりも私が不安になりました。
ご夫婦が納得して契約されたので、これ以上は何も言えることがありませんが
私が普段からもう少しアナウンスしていれば。
電気代が高くなっている理由が電気代高騰だけでなく
省エネ率が低い家電製品を多用していることも原因のひとつだったので
もっと早くに原因を突き止めてあげれていれば…
と後悔しました。
もし飛込み業者が突然訪ねて来て営業をしてきても、
決してその場で直ぐ決めるのではなく
ご家族のみなさんでしっかり話し合って
誰かに相談したうえで話を進めていただければと思います。
年末年始はご家族が集まる機会になるかと思います。
これからの家のこと、暮らしのことを話し合われる方もいらっしゃるかと思います。
ご家族でお話しされるだけではなく、
その際にはリビング建築工房も交えて
あなたにとって一番最良の選択を一緒に考えさせていただけましたら幸いです。
考えがまとまっていなくても大丈夫です。
相談をしたからといって、弊社で必ずしも工事をする必要もありません。
いち意見として参考にしていただくだけで結構です。
あなたの暮らしのパートナーとして
リビング建築工房も巻き込んでいただけましたら幸いです。
最後までご覧いただきありがとうございます。