耐震等級
耐震等級3のお家です!
こんな広告を見るけれど、実際大地震が起きても平気なの?
みなさん、こんにちは٩(°̀ᗝ°́)و
1991年9月11日生まれ、乙女座の加藤です。
前にもお話したことがある耐震等級。
『耐震性能の歴史は大地震の履歴』
ここまで言われるその性能についてお話します。
まず、そもそも耐震等級とは?
ざっくり言えば、、、、
地震にどの程度耐えられるかの目安です。
耐震等級は1、2、3と3段階に分けられており、
現在は建築基準法で耐震等級1以上で建築することが義務付けられています。
では、耐震等級1の建物はどれくらいの地震に耐えられるのか。
はっきり申し上げると、家を建てるなら最低限のレベルです。
震度6強~7の地震でも即倒壊はしませんが
大規模修繕や建て替えとなる可能性があります。
続いて、耐震等級2。
等級1の1.25倍の耐震性能、
こう言われると少し心配ですが
震度6強~7の地震で一定の補修が必要なレベルです。
学校や避難所といった公共建築物が多く当てはまります。
最後に、耐震等級3。
等級1の1.5倍。
震度6強~7の地震でも軽い補修で済むレベル。
防災施設も等級3が多いですね。
そして、現在の建築会社でも耐震等級3で建てることが増えています。
それはなぜか?
最近の日本では100年に1回と言われていた
震度6強以上の地震が・・・
2000年の鳥取県西部地震から数えても
福岡県西方地震、能登半島地震、新潟県中越沖地震、
岩手・宮城内陸地震、福岡県東部地震の計6回。
震度7は阪神・淡路大震災、十勝沖地震、
東日本大震災、熊本地震、北海道胆振東部地震の5回。
18年間で11回も起きています。
熊本地震に至っては震度7が連続で起こりました。
本当に恐ろしい話です。
恐ろしいからこそ、住む家は耐震等級3にしてほしいんです。
家を地震から守り、なにより、倒壊を防ぐことで住む人を守ります。
しかし、建築基準法では
100年に1回のはずの震度7が2回起きても
あくまで”想定外の出来事”として捉えられ
耐震等級3を基準とするのはオーバースペックとされています。
なので、これから家づくりをする方は
地震における建築被害も見据えた
『地震後の家と生活を守る家』を建ててください。
加藤