「プロの仕事」 ※ⅾ
最近寒くなってきて太陽の暖かさを有難く思う場面が増えてきました。
自然の力はやっぱりいいなと思います。
家を建てる場所によっても自然の力は違います。
それに合わせて家を建てることがすごく大事です。
弊社では「パッシブデザイン」を提案しております。
パッシブデザインとは簡単に言うと、その土地の日射や風の向きを考慮した上で
3つの熱(断熱・遮熱・蓄熱)をコントロールし、住まい手の健康で快適な生活を
実現していくという考えを取り入れたおうちです。
自然の力を使って省エネにしましょうという事です。
また戸建住宅は大きく分けて「建売住宅」と「注文住宅」に分かれます。
弊社は「注文住宅」の部類に入るのですが、他のハウスメーカーで
「お客様の要望を100%叶えます!」という謳い文句で営業をされている会社が多々ある中、
弊社は「プロとしてそれをやっていません」。
多くの人が家造りは初めてのことです。
そうでなくても、人生で家を造る機会は5回も10回もありません。
そんな知識も経験もない状態で「お客様の要望を100%叶える!」というのは
営業としては受注しやすいかもしれませんが、非常に無責任なことだと思っています。
お客様がやりたいことが必ずしも家にとって良い事とは限りません。
お客様の要望通りの間取りにしたことで、日射のコントロールが出来なくなってしまってはダメだと思っています。
その時はきちんと理由をご説明して納得していただくのがプロの仕事だと信じています。
夏は太陽を入れたくないし、冬は太陽をいっぱい入れたいのが当たり前です。
その根拠を説明して納得していただくことが大事。
家は一生残るものです。上手く行けば次の代、その次の代にも残し「資産」としても
住み継いでもらえるものになります。
その為にはカッコイイ家、可愛い家、おしゃれな家等多々ありますが、最低限
「性能」がしっかり保たれた家をプロとして造っていかなくてはいけないと思っています。
だからこそ、お客様のご要望をお伺いさせて頂いた上で
「その土地に合った家、その地域に合った家」を提供しお客様がずっと快適に住んでいける家を
提案していくことこそが、弊社を信じて託して下さったお客様へのプロとしての
貢献だと思っています。
土永