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【白蟻】 ※ⅾ

22/05/30

これから梅雨に向かっていく中で、湿度がどんどん高くなってきます。

 

以前のブログでも湿度により住宅への影響、健康への影響をご案内させて頂きましたが、

 

湿度が影響してくるものの大事なことの一つとして「白蟻」があります。

 

水はけが悪く、陽が当たらないグジュグジュした場所を好み、あらゆるものを食い荒らす。

 

 

地球の掃除屋「白蟻」。

 

 

蟻という名前は付いているものの、系統でいくとゴキブリの仲間になります。

 

見た目で判断する方法は、色と部位です。

 

色は何となく乳白色なので分かりやすいです。

 

部位の違いですが、普通の黒いアリは体が三つに分かれています。頭、胸、腹です。

 

白蟻は部位が二つに分かれています。頭、腹です。

 

 

住宅の防腐防蟻処理は法律による義務とされていますが、その処理方法は住宅会社によって違ってくるのが

 

正直なところです。

 

 

昔は防蟻の為に使っていた薬剤の効果が10年と言われていたのですが、薬剤自体が人の健康に

 

影響を与えるとの事で、現状市場に出回っている薬剤は5年毎に塗布していくものがスタンダードになっています。

 

5年毎に薬剤を塗布していかなければ保証が切れてしまします。

 

 

工事の相場としては¥10万~¥15万くらいの費用が必要になってきます。

 

平屋だともっと費用が高くなります。

 

住宅ローンを完済される35年間で結構大きな費用が必要と考えると、痛手です。

安いところもあるのですが、それはそれで心配な点も多々あります。

 

リビング建築工房では、工法で白蟻の保証を出すようにしております。

 

専用の基礎パッキンを使用して換気によって常に床下を乾燥した状態にさせることによって

白蟻がそもそも発生しづらい環境にしています。

 

 

そうしていたらよっぽど床下に白蟻が発生することはないのですが、

それでも万が一白蟻被害にあってしまった場合は最大¥1,000万もの費用が出る保証も導入しております。

意外にあなどれない白蟻、高気密高断熱はもちろんですが、一つ一つしっかり考えた上で家造りを進めていかないと、

後々メンテナンス費用が膨大にかかる家になってしまいます。

 

土永