【人工芝のDIY】 ※ⅾ
22/06/02
最近庭に人工芝をDIYで施工される方が増えていて、SNSなどにもupしている人を見かける機会が増えていますが、
ちょっと「ヒヤヒヤ」します。
本来人工芝の下地には水を含みにくい材料を選びます。
砂地にして浸透させたり、コンクリートを斜めにして流したり。
理由としては、「ジメジメさせない為」です。
人工芝は簡単に言えば合成樹脂素材になります。
「ナイロン」「ポリプロピレン」「ポリエチレン」等の材質です。
樹脂の素材は湿気を通さないので、下地に水が廻ってしまうとなかなか乾かなくなってしまいます。
だからこそ、水を含みにくいもので下地を作ってあげないと、下地がずっとジメジメな状態になってしまうのです。
DIYで自分で人工芝を敷く人のほとんどは、そんな下地のことまで配慮はされていないと思います。
大抵の方は「土」の上に人工芝を敷いているような...
これがあまりよくありません。
人工芝の下がずっとジメジメした状態になってしまうので、前回話をしていた「白蟻」が発生してしまいます。
本来金額を抑えるためにDIYで人工芝を敷いても、白蟻の被害にあってしまうと住宅の補修額は膨大なものになってしまいます。
連休中や、これから夏に向けてお庭のDIYを手掛ける方もいらっしゃるかとは思いますが、しっかり情報を収集して
DIYを楽しんで頂ければ幸いです。
「このやり方でいいの?」と少しでも不安に思われる方はお近くのプロにお尋ねください。
もちろんリビング建築工房のお施主様におかれましては、お気軽に弊社までお尋ねください。
土永