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【パッシブの解釈】 ※ⅾ

22/12/23

パッシブという言葉がある程度住宅会社で語られるようになってきました。

 

弊社もパッシブの要素を取り入れた住宅を手掛けています。

 

パッシブ住宅の私が思う簡単な定義は、

 

断熱性能を上げる、

 

気密性能を上げる、

 

夏の日射遮蔽、

 

冬の日射取得、

 

熱橋(ヒートブリッジ)を無くす

 

昼の太陽の光を利用する

 

の項目を満たした住宅のことかなと思います。

 

 

凄く業界で有名なパッシブの偉い先生方はそれに加えて

 

熱交換換気システムは絶対入れる、

 

建物の外皮面積を小さくする、

 

建物南面の凹凸を無くす、

 

とかも項目に含んでいるでしょう。

 

上記が重要なことは私も分かっていて、やった方が性能が上がる理由も理解しています。

 

ただ、やればやるほど金額が上がっていくのも事実で、どこまでやるのがお客様にとって一番コストパフォーマンスが良いかが大事な気がします。

 

人によってこだわりも違えば、コストの考え方も違うので、パッシブの理屈は分かった上でお施主様に合わせたご提案をすることをしたいなと心がけています。

 

 

弊社もパッシブの考え方は好きなのでパッシブが売りの工務店さんのHPを良く見るのですが、その時に施工写真で割と目にする写真があります。

 

それが私にはどうにもパッシブ住宅には見えないのです。

 

太陽の熱を入れて暖かく、というのが考え方にあるので南側に大きな開口部が設けられているのですが、

 

【道路や隣地から南側の開口部が丸見えでプライバシーゼロの写真】

 

【南側の開口部のカーテンが閉まっている写真】

 

をよく目にします。

 

 

カーテンが閉まってたら(閉めたら)太陽の力がフルに使えません…

 

 

都市部で敷地が小さく、隣地が近い場合は致し方が無い場合は全然あります。

 

でも割と敷地が大きな建物の写真でもそうなっていることが多いです。

 

太陽いかせて無いやん…

 

弊社はそこに結構こだわりを持っていて、プライバシーをしっかりと守って南側のカーテンをしっかり開けられることを目標にしています。

 

その為に色々な工夫をしてお家を建てさせていただいています。

 

共感いただけるお客様もたくさん来社していただけるので本当にうれしいです。

 

詳しく聞きたいという方は是非弊社事務所にお越しください。

 

土永