気密測定 ※ⅾ
先日、田辺市内で建築をさせていただいた住宅の気密測定をさせていただきました。
色々なお客様のお家で気密測定をしてきていますが、過去を振り返ってもC値が0.5を上回ったことがありません。
だいたい気密を表すC値は、1.0以下で高気密、0.5以下で超高気密のような言い方をします。
住宅の気密性能がある程度良くなっていると、
空調の効き方が違ったり、
電気代が下がったり、
外部の音が聞こえにくくなったり、
室内の音も外に漏れにくくなったり、
色々なところで良い影響があります。
日本の住宅はC値の悪い家がメチャクチャ多く、隙間だらけの家もたくさんあります。
最近の新築でも会社によってはC値が3.0~4.0を超えるような低気密住宅を建てていることも普通です。
『弊社の標準のC値は5.0~6.0です。』
とHPに書いているのも見たことがあります。
大袈裟にC値の数値対決を必死にしているのもどうかと思いますが、最低1.0以下くらいは必要かなと。
理想を言えば0.5以下くらいあれば良いですね。
断熱を表すUA値も最低0.6以下くらい、理想は0.46以下くらいです。
ここをクリアしているとかなり過ごしやすいお家になるので、
会社選びをされる際はこのふたつの数値を質問してみるといいです。
弊社の標準はもう少し良い数値の設定をしていますが、ここから先の細かい数値を自慢しても何もなりません。
数値を求めるのはあくまでも手段であって、欲しい結果は
『心地よく住まえる住宅をご提供すること』です。
ただ「最低限」と「そこそこ良い」の基準みたいなものはあった方が会社は選びやすくなると思うので、
基準になるような数値を書かせていただきました。
大事なことなのでもう一度書いておきます。
C値=1.0以下 UA値=0.60以下 (最低基準)
C値=0.5以下 UA値=0.46以下 (理想基準)
※特にC値が大事っ!!
会社さんがたくさんあって、選ぶのは大変ですが人生一度の買い物なので慎重に選んでください。
土永