好きなテレビタレント ※ⅾ
普段、このブログは仕事のことや家づくりのことを多く書いています。
自分のことを書いていることは本当に稀で、書くこともあまりないので数は少ないです。
これからは自分の好きなこともたまに書こうと思っています。
ブログの頭にもあるように好きなテレビタレントさんのことを書いてみようと思います。
『上岡龍太郎』さんです。
私が子供の頃は頻繁にテレビに出られていて、よく見ていました。
『探偵ナイトスクープ』と言えば上岡龍太郎さんでした。
喋るのがとても上手なおじさんというイメージで、ユーモアもあり、
子供ながらに見ていても話が聞きやすかったことを覚えています。
2000年に芸能界を引退されているので、私が15歳の時に引退しています。
子供の時は理由もわからず好きで見ていたのですが、大人になって改めて動画とかで見ると、
色んな物事への考え方が私にとって凄く説得力のある考え方でした。
多分、子供ながらにテレビを見ながら『なるほど』と自分で何となく腑に落ちていたから、
違和感なく気持ちよくこのタレントさんを見れていたんだなと思います。
動画を探すと色々と出てくるので、興味を持たれた方は一度見てほしいです。
私と同じように『この人の物事の捉え方は面白い』
と感じる方もいらっしゃると思います。
色々と印象に残っているものもあるのですが、私にとって特に印象深いシーンを紹介します。
霊能力者50人と上岡龍太郎さんがディベートをするという内容の番組です。
ある話の最中に上岡さんが、『心霊現象は教育だ!』みたいなことを言います。
『柳の木の下で、白い着物を着た、髪の長い、色白の女性が立っているのを見て幽霊だと騒ぐのは日本人だけ。』
みたいなことを言っていました。
確かにいろんな国の人がその光景を見ても、瞬時に幽霊だとはならないだろうなと。
ひょっとしたら幽霊どころか日本美人みたいな事を言うかもしれません。
柳の木の下で、白い着物を着た、髪の長い、色白の女性が立っている=幽霊
みたいな先入観は、私たちが今まで見てきたTVや本、漫画、映画によって植え付けられたイメージです。
上岡さんはそういう話をして、
心霊というのはメディアによって教育されてきたということをメディアであるTVで言っていました。
日本は幽霊や妖怪ですが、違う国では幽霊ではなく悪魔系のホラーが多かったと思います。エクソシストもそうです。
この人は色々なタイミングでメディアやTV批判をしている人で、その理由の一つ一つが納得できます。
上岡龍太郎さんはこんな考え方の人なので私はすごく好きです。
その当時のTV番組は『心霊番組』がとても多く人気がありました。
メディアにもその筋で有名な?方が沢山出ていて名前も知られているような世の中。
オダムドウ、ギボアイコ、ユリゲラー、
私が覚えているのはこれくらいですが恐らくもっといたと思います。
当時のTVの流行りは心霊なのでTVを仕事の主戦場とする上岡龍太郎さんは、
心霊のコンテンツには乗っかった方がよさそうです。
ですが、上岡龍太郎さんはこの流れに乗っからず真っ向から対立する立場をとり続けます。
この番組だけではなく、他の番組でも一切乗っからず対立し続けました。
ディベート中、上岡さんが霊能力者に反論していた内容が、
『自分は心霊や超常現象を誰よりも信じたい人間だ。
自分は対立側の人間ではない、
だからこそ嘘が許せない、偽物は排除したい、
目の前で誰もが納得できる形で証明して、目に見える形で自分を信じさせてほしい、
さぁ、証明できる方は前に出てきてください。』
みたいな感じだったと思います。
頭の回転が速いです、咄嗟にこれが出るのはすごいです。
寄り添っているようで、完全に逃げ道がありません。
自称霊能力者たちは誰も目の前で証明出来ずに番組は終了。
流石の喋りです。
好きなところをもっと書きだすと本当にキリがないので、この辺で止めておきます。
ただただ好きなことを書いただけですが、たまにはまた自分の好きなことを書いてみようと思います。
土永