住宅取得の際に掛かる諸経費とは? その3.登記費用について
23/04/14
前回は地鎮祭や上棟式の費用について説明させていただきました。
今回、建築確認申請費用(家を建てる前に役所へ申請するための費用)について
解説していきたいと思います。
〇登記費用
土地を新たに取得したり建物を取得する際には、取得した土地・建物が自身の所有物であるという証拠を残す必要があります。
例え全額お金を払ったとしても、きちんと登記がされていないと法的効力はありません。
どのような土地、建物を取得しても必要な費用なのでおさえておきましょう。
登記手続きには、司法書士や土地家屋調査士といった国家資格を持った方々依頼し
自分の所有物であるという書類の提出を代行してもらう方法があります。
土地や住宅取得には自分だけでなく相手側(売主)のこともあるので
信頼できる司法書士や土地家屋調査士に依頼するのがおススメです。
『司法書士や土地家屋調査士にどうやって依頼するの?』と不安になる方もおられるかもしれませんが
不動産会社や建築会社、金融機関から紹介を受けられますのでご安心ください。
土地の売買価格や建物の規模によって登記費用は変わりますが
田辺市近辺で一般的な土地と住宅取得の場合
30~40万円程度みておくとよいかと思います。
登記にはそれなりの費用が掛かりますから、費用をできるだけ抑えたいと思う方は少なくありません。
『自分で登記を行う』と登記費用を抑えられますが、その場合
・書類の準備が大変である
・法務局での手続きに時間を要しスムーズに取引が進まない
・金融機関や建築会社への事前相談が必要
このような懸念があります。
時間に余裕のある方、登記について入念に準備できる方以外は
司法書士や土地家屋調査士に依頼することをお勧めします。